国民訴訟通達センターは詐欺?届いたハガキは放置で良いのか調べました | Usefulog

国民訴訟通達センターは詐欺?届いたハガキは放置で良いのか調べました

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本日、我が家に「総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」というハガキが送られてきました。

一目見た瞬間、「これは詐欺だな」と思ったのですが、実際に訴訟提起されていた場合は放置すると敗訴してしまいます(民事訴訟法159条3項)。

そこで、どう対処すべきなのか、放置して良いのか確認するために、一応あれこれと調べてみたので、あなたがもし同じような被害に遭っているのであれば参考にしてみて下さい。

ハガキの内容と詐欺の巧妙さ

実際のハガキの内容は以下の通りです。

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かなりかいつまんで説明すると、「契約相手から訴えられてて、放置すると財産が差押えられるからその時は承諾してね。それが嫌なら下記番号に電話頂戴。」みたいな感じです。

落ち着いて読めばツッコミどころ満載なので笑ってしまいますが、落ち着かせない工夫が各所にあったので流石だなあと思わず唸ってしまいました。

例えば、「貴方の利用されていた契約会社、ないしは運営会社側から契約不履行による民事訴訟として、訴状が提出されました」という文。

誰でも何かしらの契約は締結していますから、勝手に「もしかしたらあれかも?」と補完してしまう人もいるでしょう。

また、強制執行をちらつかせることで焦らせたり、「プライバシー保護の為、ご本人様からご連絡いただきますよう」としているのも他に判断を仰がせないようにしていて鬱陶しいです。

そしてなにより、取り下げ期日がハガキが到着する翌日に設定されているのが巧妙です。

時間制限を短く設定することで、冷静な判断能力を失わせようとしているのが見え見えですよね。本当に鬱陶しい。

詐欺かどうかはどこに確認すれば良いのか

そもそも訴状が届いていないですし、ハガキで届くことはまずないのでこれが訴状だというのも無理があります。

※コメントでかなり詳しく言及して頂きましたので一部引用させていただきます。

裁判関係の公式な郵便物は「特別送達」で届くのではないでしょうか。
書留の一種ですが、可能な限り本人に届けられるよう特別な配慮が図られます。

とはいえ、冒頭で述べた通り万が一にも訴訟提起されていた場合は、放置すると大変なことになりますし、実際にそれを狙って執行力を備えた詐欺みたいなものもあると聞きます。

そこで、一応念のために大丈夫かどうかを確認することにしました。

選択肢としては主に2つで、地元の警察署(生活安全課)に電話をするか、役所の消費生活センターに電話をするかの2通りあるようです。

私は後者に電話をしたのですが、そこで送り主の確認(今回でいえば国民訴訟通達センター)と、問い合わせ窓口(今回でいえば03-4218-7403)を確認され、取り下げ期日が翌日になっているか聞かれた上で詐欺だと断定してもらいました。

対処の仕方としては無視一択で、絶対にハガキに記載されている問い合わせ窓口にはかけてはいけないとの事です。

かなり丁寧に対応してくれたので、少しでも不安を覚えたのであれば電話することをおすすめします。

※ハガキに裁判所の電話番号が載っていたとしても、詐欺グループが用意した偽の番号の可能性があるので、くれぐれもそこには電話しないようにしましょう。

ちなみに、実際に訴訟提起されているかどうかですが、こちらについては確認するのは難しそうです。

判決が出ているものであれば事件番号さえわかればネットでなんとかなるものの、係争中となるとそれだけでは調べられないようなのです。

事件番号と当事者の氏名が分かれば、裁判所に申請を出すことで調べられるという意見もありましたが、今回の場合原告は「国民訴訟通達センター」ではなく、あくまでも「契約会社、ないしは運営会社」なので不明ですしね。

とりあえず、問い合わせ窓口の番号をネットで検索すればどういう相手なのかわかると思うので、こちらからできる確認はそれくらいだと思います。

ハガキの電話番号にかけるとどうなるのか

市の消費生活センターによれば、今月になってかなりの件数の問い合わせがあるようでして、ターゲットは主に50代の女性とのことでした。

実際に電話をかけてしまった人もいるらしく、なんでも最初はなかなか電話に出ないみたいです。

そうすることでより焦燥感を煽って、またかけてきたところで仕留めにかかるんでしょう。

かけてきた人に対して「取り下げるために弁護士を紹介する」と言って、紹介費用を10万円ほど請求してくるというのが主な手口とのことでした。

大体の弁護士は相談初回30分無料とかでやっており、相談費用ならまだしも紹介費用なんて取ってませんから、やっぱりおかしいんですけど焦っていると気付かないんでしょうね。ホント腹立つ。

おわりに

今回、あまりにもあからさまだったのと、最初にハガキに気付いたのが私だったので事なきを得ましたが、実際にターゲットである母が一人だったら騙されていたかもしれません。

電話によるオレオレ詐欺だけではなく、こういったハガキによる詐欺もあるというのは知らなかったので、そういう意味でもいい勉強になりました。

今月に入って被害(相談)件数が増えているらしいですし、あなたがまだ被害に遭っていないとしても、記憶の片隅に止めておいていただければと思います。

詐欺師なんかに一文たりともあげたくないので、身近な人にも注意喚起をして未然に防いでやりましょう!

コメント

  1. tms より:

    とっても、参考になりました。
    ありがとうございます。

  2. aniota-alvarado より:

    >tmsさん
    コメントありがとうございます!
    私の体験がお役に立ったようで嬉しいです。

  3. nnn より:

    うちにも今日届いていました。
    『葉書の詐欺が初めて』ってのには驚き。かなり前からありますよ。依然、裏が逆さまっておマヌケなものが届いたのには笑いましたね。

  4. nnn より:

    訂正
    ❝依然❞ではなく❝以前❞です。
    失礼しました。

  5. aniota-alvarado より:

    >nnnさん
    コメントありがとうございます!
    うちは奇跡的にずっと回避できていたようで、今回初めて届いてびっくりしました。
    詐欺行為って良く観察すると詰めが甘いことも結構ありますけど、それにしても裏が逆さまというのはお粗末ですね(笑)

  6. aniota-alvarado より:

    >ORANGEさん
    コメントありがとうございます!
    正にこういう「あわや」という場面で未然に防げたらと思って書いたので、お力になれて本当に嬉しいです。
    こうやってわざわざコメントを下さると励みになりますし、書いて良かったと改めて思いました。
    詐欺には色々な種類がありますし、私も引き続き警戒していきます!

  7. 匿名 より:

    裁判関係の公式な郵便物は「特別送達」で届くのではないでしょうか。
    書留の一種ですが、可能な限り本人に届けられるよう特別な配慮が図られます。
    そしてそこには、電話しろじゃなくて、原告と被告、何の訴えであるかが示され、いついつまでに○○裁判所に出頭してくださいという呼び出しがある筈です。
    ですから原告匿名で、しかも通常の郵便はがきでポストに届くことはありえませんよね。
    ただ、本当に訴状を出して「身に覚えが無いから放置」→出廷しなかったので自動的に原告勝訴、法的に支払い義務が生じる、なんていう事件もあると言いますので、怖いですね。
    (この場合ちゃんと出廷して身に覚えがない、架空請求であると主張すれば、相手は正当な請求である証拠を揃えて裁判で争わないといけませんし、それが「架空」だとバレれば捕まりますから、法廷に出てくることはまず無いのだとか)

  8. aniota-alvarado より:

    >匿名さん
    コメントありがとうございます!
    そして詳細にわたって解説して下さりありがとうございます。
    送達については民訴法98条から規定があり、調べてみたところ匿名さんのおっしゃる通りのようでした。
    記事内でコメントを引用させていただきたいので、もし不都合があるようでしたらおっしゃってください。
    実際に訴訟の形式を整えて騙しに来るケースだと、そういう感じになるんですね。
    確かに相手からすれば何ら法的根拠のない主張ですから、出廷してこないのも頷けます。

  9. 50代主婦 より:

    今日、私の実家にも届きました。
    しかも旧姓(20年前に結婚)宛です。
    80歳の母は『ここに電話番号があるから電話してみれば?』と。
    母宛に来ていたら、電話していいたかも?と思うとぞっとします。
    かなり古い個人情報も使用されているようですね。
    同じようなハガキが出回っていることを知り、詐欺だと断定できて安心しました。
    情報提供をありがとうございました。

  10. aniota-alvarado より:

    >50代主婦さん
    コメントありがとうございます!
    旧姓できたということは、出回っているリストが古かったんでしょうか。
    どちらにしてもあまり気分の良いものではないですね。
    不幸中の幸いで、50代主婦さん宛だったことで騙されることが無かったのは良かったです。
    この記事が少しでもお役に立ったのであれば、こんなにも嬉しいことはありません。
    詐欺は腹立ちますからね!

  11. keichang☆ より:

    ありがとうございます。
    全く同じ文面のハガキが届いて(私、宛ではありません。)
    ビックリしていたところです。

  12. aniota-alvarado より:

    >keichang☆さん
    コメントありがとうございます!
    私の記事が安心材料になったのであれば幸いです。
    本当に動揺させるような文面ですし、私も最初見た時は面食らいました。
    こうやって情報共有できているならば本望です♪

  13. yosi より:

    2回も届きました
    電話番号が 03-6709-0116 に
    なってました
    アマゾンの架空請求詐欺と
    番号が1番違い。
    同じグループかな?

  14. aniota-alvarado より:

    >yosiさん
    コメントありがとうございます!
    2回もとは本当にしつこいですね・・・。
    電話番号がアマゾンの架空請求とほぼ同じというのは無関係ではないかもしれません。貴重な情報をありがとうございます!
    ちょっとそちらのほうも調べてみたいと思います~

  15. Zero Cool より:

    先日亡くなった妻宛に届いたので、危うく電話しそうになりました!ただ、文面が曖昧なので、ネットを調べて・・・本当に助かりました!感謝感激です。

  16. aniota-alvarado より:

    >Zero Coolさん
    コメントありがとうございます!
    私の記事でZero Coolさんが詐欺被害に遭うのを未然に防げたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
    こうやって報告を頂けて、とても励みになりました!こちらこそ感謝です~

  17. Green より:

    家にも届いて、びっくりしました。Googleで検索したところ、貴サイトで詐欺なので、無視するのが最善と知るができ安心しました。
    情報載せていただいて、助かりました。ありがとうございました!

  18. aniota-alvarado より:

    >Greenさん
    コメントありがとうございます!
    こうやって私の記事で未然に被害を防げたという報告をしていただけると、書いてよかったなと改めて思います。
    少しでも助けになったのであれば幸いです!

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