梨泰院クラスにイカゲーム、浅草キッドなど今まで多くの話題作を配信してきたNetflixですが、私はずっと登録せずにスルーし続けてきました。
別に天邪鬼とか逆張りではなく、時間が無いとかタイミングが合わないだけでいつか見よう。そう思って数年が経っていた中で耳にしたのがこの「LIGHTHOUSE」の放送です。
星野源と若林正恭の起こす化学反応はラジオやテレビで何回か拝見しており、この番組もおそらく何かしらの化学反応が起きるに違いない。絶対に見たい。
今まで重かった腰がようやく上がり、今回初めてNetflixに登録。そして先ほど全6話を観終えました。
後日改めて推敲する可能性はありますが、今は感じた思いをそのまま書きなぐっていきたいと思っています。
LIGHTHOUSEは若林正恭の人間性と星野源の寄り添いが際立つ番組だった
私は年々「若林正恭」という人間が好きになっているのですが、その大きな理由の一つが「人間性をさらけ出してくれる」ところです。
普通に生きている一般人の我々ですら日々取り繕って生きていて、人気商売である芸能人であればなおの事それは顕著にあると思うし、それが当然だと思っています。
そんな中、若林さんは人から何かを聞き出すときに、自分も深いところを見せつつ質問している印象があって、そこが私はとても好きでした。
今回始まったこの「LIGHTHOUSE」でもそれは変わることなく、何なら普段にも増してさらけ出してくれていたように思います。若林正恭という人を見続けて数年、この裏でこういう状態にあったのかとびっくりしたり、腑に落ちたりと色んな感情になりました。
そしてそういう若林さんの深い部分に対し、星野さんは共感し、寄り添い、手を差し伸べているのですがそれがまた素敵なんですよね。
共演が増えるたびに思いますが、この2人は歩んできた道は違えどどこか戦友みたいなところがあって、やり取りが本当に心地いいんです。お互いを敬愛しているからこそ上辺でものを言っていない感じがあって、大人になってこういう存在に出会えているお2人が本当に羨ましいですね。
見る前と後では世の中がちょっと違って見える?
私から見た2人はいわゆる「成功者」であり、それは世間一般からしてもおそらくそうだと思います。ただ、成功者だからといって満たされているわけではなく、また、悩みが無いわけではないんですよね。
これは当然の話なはずなのですが、芸能という特殊な環境で活躍している人はどこか別世界の人のような感じがして、自分と比較して輝いて見えてしまうんです。
そういったある種の決めつけを完膚なきまでに破壊してくれましたし、色々と考えさせられる話がたくさん聞けました。
お2人は別に誰かを救おうとかそういうのはなく、ただ等身大のトークをしていたと思うのですが、この番組を見て勝手に救われる人は結構いるんじゃないでしょうか。そして、普段自分が見てるあの人も何かしら抱えているんだろう。そう思えるようになっていると思います。
LIGHTHOUSEの星野源による5曲は何度も聴きたくなる曲
これは公になっているのでネタバレにならないと思いますが、このLIGHTHOUSEでは1話ごとにそのテーマに基づいた曲を星野さんが書き下ろしています。
これについてプロデューサーの佐久間さんはべた褒めしており、言ってみれば事前にハードルが上がっていたのですがそれを優に超えてくる楽曲ばかりでした。
詩といい曲調といい心の深いところに刺さってくるので、これからずっと聴き続けたいと素直に思えました。が、今のところはNetflixでしか聴けないのでこれだけはどうにかして欲しいです笑
LIGHTHOUSEは見る価値があったのか
思いつくままに感じたままに書いたのでかなりまとまりのない文章になりましたが、これまで加入を渋っていた私が重い腰を上げた価値は十分にありました。
1回と言わず2回、3回と繰り返し見て色々と考えたくなる番組だったと思います。お2人、特に星野源さんにとってはかなりカロリーの高い番組だったと思いますが、第2弾を切に望んでいます。
あなたがもしまだNetflixに加入してないけど気になる、どうしようか迷っているという状況なら、ぜひ加入してもらいたいです。きっと後悔しないと思います。
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